◎④シャマル
◯⑫イグナイター
▲②メイショウハリオ
△①ヴァレーデラルナ
△⑦ハヤブサナンデクン
⑩スマイルウィが直前で出走取消で、確たる逃げ馬不在のレースになり、緩い流れが予想される。先行～中団前あたりで運べる馬を中心に買いたい。
シャマルは1200～1400m中心に重賞4勝のスプリンターだが、昨年南部杯3着、チャンピオンズカップ5着と距離の融通は利くタイプ。前走黒船賞は先行各馬を見ながら内を追走、直線で抜け出して3馬身差完勝だった。同じ4枠、スパイラルコーナーで直線バラけ易い船橋コースなら同様の戦法が期待できる。
園田の雄イグナイターも同じく距離の融通は利くタイプ。南部杯4着は勝馬から0.2秒、3着シャマルから0.1秒差、実力は互角だ。主戦の名手田中学騎手から今回ピンポイントで南関の笹川騎手へ乗り代わりがどうでるかだが、悲願のG1勝利への勝負気配は伝わる。外枠ながらスピード優位、前で運べる。
メイショウハリオは昨年帝王賞制覇など一貫中距離指向だったが、前走フェブラリーSで痛恨の出遅れから強烈な末脚で3着まで追い上げた。マイル続戦だし、メンバー的にも追走はフェブラリーSより楽なはず。差してくるならこの馬か。
ヴァレーデラルナは昨年JBCレディスを制覇が3歳時53.0㎏、古馬になって2戦は56.0→57.0でいずれも2着。3戦ともグランブリッジとの勝負で、斤量差が走りに直結する印象。55.0㎏のここなら好走も。1枠は昨年ショウナンナデシコが逃げ切り。積極策を期待。
ハヤブサナンデクンは前走マーチSで初重賞勝利と、7歳にして充実期。先行できれば渋太く、流れは向きそう。初の地方交流だが、父ゴールドアリュールの血統と510㎏台の馬格からは深い砂も苦にしなそう。
③スピーディキックは前走フェブラリーS6着、それも追えずに脚を余しており確かに健闘だったが、同3着メイショウハリオとの比較からもそれ以上の評価はできない。冷静に実績を見れば南関牝馬重賞勝ちまでで、関東オークスは3着、低いオッズでは買いづらい。
【馬券】
3連複 ②④⑫→②④⑫→①②④⑦⑫ 7点
