2023-01-01から1年間の記事一覧
◎⑬タスティエーラ 2023年の古馬中距離路線は一年間、イクイノックスを中心に回った。昨年の天皇賞(秋)から、G1のみ6戦して全勝。覚醒した“天才”は、自在の脚質でどんなレースでも高いパフォーマンスを発揮し、海外ふくめ4つの競馬場で凱歌を上げた。現役最強…
◎②スマイルウィ 昨年のこのレースの勝馬で、この条件への適性は疑問の余地がない。以後、重賞5戦(2-3-0-0)と連対率100%、敗れたレースもドライスタウト、イグナイターといった超一流どころと僅差の勝負を繰り広げ、南関屈指の実績を誇る。 前走大井マイルグ…
大井マイルグリンプリ S1、大井、ダート1600m、良、8頭 ペース 4F 51.2-50.7 平均 1着 スマイルウィ(58㎏、2枠) 好スタートからすんなり先頭に立ち、半馬身~1馬身圏内で後続を引き付けつつ逃げる。そのまま直線に向くと二の脚で後続を突き放し0.4秒差で優勝…
◎④ヴィブラフォン 前走3勝クラスを鮮やか逃げ切りから2㎏減の斤量で出走は有利。初マイル、初コースだが1700mは8戦(3-1-0-4)と主戦場にしており、小回りの小倉、福島で良績。地方実績豊富な高木登厩舎なので、通用の目算あっての出走だろう。ドイル騎手の継…
◎⑦スズカコテキタイ 今冬、中山1200mを3連勝で一気にオープン特別まで制した素質馬。勢いを駆って挑んだ京葉ステークスで惨敗し、今回は半年の休み明けだが、昨年も5ヶ月の休み明けで2着があり、いきなりでも動けそう。 得意の舞台と岩田騎手のイン突きに期…
◎⑩スワーヴアラミス 中央時代、重賞3勝と超一流の実績を誇り、昨年の南関転入後も重賞で安定した成績を残してきた。 とはいえ転入後はオープン特別の1勝のみで、さすがに往年の能力からは衰えたかに見えたが、前走日本テレビ盃でこれまでと一転先行策に出て…
3歳クラシック路線整備のため、来年から秋に開催時期を移動させ、レース名もジャパンダートクラシックに変更される。一区切りを迎える今年はしかし、やや寂しいメンバー構成となった。 中央勢は全日本2歳優駿、UAEダービーを制し、世代のトップに君臨するデ…
◎④メイショウハリオ ◯⑫ハギノアレグリアス ▲⑧プロミストウォリア △①テーオーケインズ △⑩ジュンライトボルト 川崎記念から+15㎏のテーオーケインズは連対馬体重501㎏まで、明らかに太い。 昨日から前残りの傾向が顕著で、プロミストウォリアには有利。 石川騎…
◎④メイショウハリオ ◯①テーオーケインズ ▲⑫ハギノアレグリアス △⑧プロミストウォリア 東京大賞典→川崎記念→ドバイWC連勝のウシュバテソーロこそ不在ながら、暫定王者決定戦と呼べるメンバーが揃い、中央勢の実力は伯仲。 連覇の困難さには目をつぶり、前走か…
◎④ボッケリーニ “天才”イクイノックスが断然の人気を集めている今年の宝塚記念。イクイノックスから点数を絞るか、敢えて別の馬を中心にとるかで予想の組み立てが大きく変わる。 イクイノックスのキャリアはわずかに7戦、その全てで結果を残して来たとはいえ…
◎⑤ソダシ ここまで制したG1 3勝は全て牝馬限定戦だが、フェブラリーS、マイルCSでいずれも3着しており、牡馬一線級相手でも地力でひけはとらない。東京コースは特に相性がよく、5戦(2-2-0-1)と距離が長すぎたオークスを除けば連を外していない。 連覇を狙っ…
②ヴィクトリアマイル G1、東京、芝1600m、良、16頭 ペース 4F46.2-46.0 平均 1着 ソングライン(3枠、56.0㎏) 五分のスタートから、控えて中団、やや内を空けて三分どころを追走。3~4角では五分どころを回して直線はジリジリと伸びる。L1Fで他馬の脚が鈍り…
①マイラーズカップ G2、京都、芝1600m、良、15頭立て ペース 4F46.1-45.4 やや後傾 1着 シュネルマイスター(6枠、58.0㎏) ややアオリ気味のスタートで、控えて中団後方の外目を追走。そのまま3~4角も凝縮した馬群の後方外目で回り、直線で追い出されると1…
◎⑫タスティエーラ 今年の皐月賞は、前後半の1000mが58.5-62.1という極端な前傾ペース。最後方から追い込んだ勝馬ソールオリエンスをはじめ、1~9着のうち8頭が半分より後ろで脚を溜めた馬たちで、先行勢は重馬場の消耗戦でことごとく力尽きた。 そんな中、中…
◎⑨サベージ ◯⑧ヒーローコール ▲⑭ポリゴンウェイブ △②ブルマリンシェール △⑦オピニオンリーダー 南関限定競走としては最後となる羽田盃。今年は世代レベル高く、もし中央交流だとしても好勝負できる逸材が揃った。 その象徴的存在が⑧ヒーローコール。昨年の全…
◎⑥エエヤン ◯⑩オオバンブルマイ ▲⑪シャンパンカラー △③ウンブライル △⑬ドルチェモア ☆⑱ダノンタッチダウン 稀にみる混戦模様に加え、朝からの雨予報でさらに予想が困難に… 素直に1600mのニュージーランドT、アーリントンC、朝日杯FSの上位馬で勝負。 振りが…
◎④シャマル ◯⑫イグナイター ▲②メイショウハリオ △①ヴァレーデラルナ △⑦ハヤブサナンデクン ⑩スマイルウィが直前で出走取消で、確たる逃げ馬不在のレースになり、緩い流れが予想される。先行~中団前あたりで運べる馬を中心に買いたい。 シャマルは1200~1400…
◎③タイトルホルダー ◯⑬ボルドグフーシュ ▲⑯シルヴァーソニック 昨年の覇者タイトルホルダーが連覇濃厚。菊花賞、昨年の天皇賞(春)をいずれも後続を千切って完勝。いずれも最初の1000mを60秒という長距離戦としては早いペースで逃げ、消耗戦に持ち込んでの勝…
【実績】 ◎⑧トップナイフ ◯⑫ダノンタッチダウン 朝日杯、ホープフルの両2歳G1勝馬が不在。さらに重賞2勝以上している馬も不在で、例年になく実績面では拮抗している。ホープフル2着の⑧、朝日杯2着の⑫のG1実績を評価したが、2頭とも重賞未勝利で他の重賞ウィ…
【京成盃グランドマイラーズ】 ◎②ティーズダンク 前走完敗した⑦スマイルウィが強敵だが、この馬も交流重賞で上位を賑わす絶対能力がある。未知数のコース適性も、人気が偏ったこのオッズならむしろ魅力に映る。 単勝② 1点 【名古屋大賞典】 ◎⑥ヴァーデンバイ…
G1、東京、ダート1600m、16頭立て、良馬場予想 【実績】 ⑩テイエムサウスダンは根岸ステークス快勝から挑んだ昨年のこのレースを逃げ粘って2着。重賞は14戦(5-3-1-5)と、2歳時からここまで息の長い活躍を続けている。 ⑮レッドルゼルは明け7歳ながら、大事に…
SⅢ、船橋、ダート1800m、11頭立て、良馬場予想 【実績】 少頭数ながら実績馬が揃ったが、最上位は中央から転入2戦目の④アナザートゥルースだろう。ダイオライト記念、アンタレスステークス勝利を含め中央・地方のグレードレースを22戦(2-3-6-11)と馬券内率5…
①チバテレ盃 OP、船橋、ダート1800m、良 ペース 3F毎 37.0-39.4-40.4 超前傾 1着 ギガキング(8枠、58.0㎏)◯ 五分のスタートからダッシュよくスッと2番手へ。1~2角で内へ入れて道中は先団の内目を追走。3~4角で内から加速、鞭を入れて追い出す。直線も内を…
川崎、ダート2100m、10頭立て 【実績】 G1 3勝の③テーオーケインズが抜けた実績。ここまで国内G1は6戦して6→1→4→1→4→1→4着と凡退と制覇を交互に繰り返している。偶然に見えるが、これは一戦完全燃焼のため連続好走ができないタイプといえる。前走から2ヶ月間…
船橋、ダート1000m、12頭立て。 【予想】 近走の実績、適性面では3頭が拮抗。 ①キモンルビーは昨年覇者。同条件の昨年習志野きらっとスプリント クビ差2着。この2戦含め船橋1000m5戦(2-3-0-0)で条件ベストは論を待たない。 前走カムイユラスプリントは1馬身…
【人気】 出走9頭中5頭が単勝オッズ10倍を切り、混戦模様の難解な一戦となった。 1番人気は⑥エルデュクラージュ(3.1倍)。昨年のこのレースと、続く川崎記念でともに2着。川崎2100は抜けた実績があるし、昨年は交流重賞以外では馬券内を外していない安定感も…
中京、芝1600m、16頭立て。 【評価】 実績面からは、⑩マテンロウオリオンが筆頭。昨年上半期はシンザン記念1着→ニュージーランドトロフィー2着から挑んだNHKマイルカップは大外から上がり3F33.5で猛然と追い込んでクビ差の2着。いずれも世代限定戦とはいえ…
川崎、ダート2100m、9頭立て。他地区1頭、南関8頭。 【評価】 実績最上位は昨年転入初戦でこのレース2着、続く同コースの川崎記念も2着した⑥エルデュクラージュ。以後交流重賞中心の転戦で着外が続くが、前々走埼玉栄冠賞では3着と、明け9歳でも南関重賞…