2023 船橋記念 予想

船橋、ダート1000m、12頭立て。

【予想】

近走の実績、適性面では3頭が拮抗。

①キモンルビーは昨年覇者。同条件の昨年習志野きらっとスプリント クビ差2着。この2戦含め船橋1000m5戦(2-3-0-0)で条件ベストは論を待たない。

前走カムイユラスプリントは1馬身差2着も、逃げ切ったボンボンショコラ51㎏に対し本馬は56㎏。それでもハイラップをダッシュ良く2番手追走、直線でも詰め寄った。今回斤量1㎏減は大きなプラス材料。

逃げても番手でも競馬ができ信頼度は高い。

 

⑤コパノフィーリングは一昨年の習志野きらっとスプリントを制し、昨年のこのレース3着。昨年のきらっとスプリントは①との逃げ争いが響いて7着に沈んだが、川崎、園田で重賞を勝っており衰えは感じられない。前走柿生スプリントは逃げ切りを決めたが、今回は同型①と⑥マッドシェリーとの兼ね合いが注目。昨年同様差しに構えるのもあり。

 

⑧ブンロートは初重賞挑戦となった昨年の習志野きらっとスプリントで後方から3着に追い込んだ。一貫船橋の短距離戦を使われ(8-5-3-6)高い安定感がある。先行争いの①⑤を好位追走息の長い末脚で迫りたい。ただし、ベストの距離は1200mで1000mはやや短い印象。前走カムイユラスプリントは3着だが2着の①とは0.3秒差、そこから①は斤量1㎏減に対し本馬は据え置き。逆転まではどうか。

 

⑨ビヨンドボーダーズは船橋コース(2-2-2-9)。近走も総の国記念3着、カムイユラスプリント5着と堅実な末脚。パンチ不足ではあるが、もつれた展開なら3着に突っ込んでも。

 

⑩カプリフレイバーはアフター5スター賞2着など実績面ではひけをとらないが、近走船橋でのレースぶりが冴えない。習志野きらっとスプリントも4着ながら勝ち馬とは0.9秒差。今回はさらに斤量1㎏増。

 

⑫ティアラフォーカスは一貫大井の短距離で(5-4-1-2)、今回初物尽くしで未知の魅力はあるが、戦績はほとんど下級条件でのもの。昨年世代重賞優駿スプリントは痛恨の出遅れとはいえ8着の現実。

 

展開、斤量面からは⑥マッドシェリーが面白い。前々走柿生スプリントで⑤の1馬身差2着。この時から斤量2㎏減の51㎏で参戦。その時は控える競馬だったが、今回鞍上神尾騎手なら逃げの一手だろう。①⑤が共倒れを警戒して引けばマイペースの単騎逃げ。残り目はある。

 

【馬券】

3連複2頭軸ながし ①⑤→⑥⑧ 2点