G2、京都、芝1600m、良、15頭立て
ペース 4F46.1-45.4 やや後傾
1着 シュネルマイスター(6枠、58.0㎏)
ややアオリ気味のスタートで、控えて中団後方の外目を追走。そのまま3~4角も凝縮した馬群の後方外目で回り、直線で追い出されると1完歩ずつ差を詰めて、ゴール前でクビ差差しきる。
レースの上がり3F34.1に対して、32.9の脚で約6馬身差を直線だけで詰め切った。徐々に加速するタイプで、スムーズに伸びて来れれば末脚の威力は高い。外枠の方が良いタイプ。
当日-14㎏だが、前走が+14㎏で増えた分が戻っただけ。前走は凡走しており、490㎏前後がベストだろう。
2着 ガイアフォース(4枠、58.0㎏)
スタートは出して行かず、馬群の中団中目を追走。3~4角でやや外に持ち出されつつ直線へ。直線ではすぐ前にソウルラッシュがいたため、一頭分外へ持ち出しそこから伸びて前を捉えるも、シュネルマイスターに外から差されて同タイムの2着。
終始馬群のど真ん中を追走したが、闘志を失わず伸びてきた。直線も外に持ち出した分ブレーキがかかったが、瞬発力がありすぐに加速した。末脚の威力ではシュネルマイスターに見劣ったが、枠や位置取りの融通はこちらの方が効きそう。
3着 ソウルラッシュ(8枠、58.0㎏)
好スタートで先行かと見えたが、2F目で内から他馬が殺到すると、それには付き合わず中団前の外目まで下げる。3~4角も外目を回して、そのままスムーズに直線も伸びるが、最後は後ろから2頭に差されて0.1秒差3着。
スタート良かったので、枠が違っていたらもっと前で運んだ可能性もあるが、結果的には2F目で控えたのが好判断だった。4角から直線で滑らかに加速しており、瞬発力は高そう。展開含め、大外枠としてはベストの競馬ができた。
5着 マテンロウオリオン(5枠、57.0㎏)
五分のスタートから、促して先団5番手、馬場の三分所を追走。そのまま3~4角を回って、直線では最内を突いて先頭に並ぶが、0.2秒差で5着。
10秒台を記録した2F目で脚を使ってしまった分、ゴール前で伸びきれなかったが、インを突く好判断で着順以上の僅差に持ち込んだ。デビュー2戦目より横山典騎手が乗り続けており、操縦性は高い。ただ、上位3頭からは1㎏もらっており、同斤量になるG1では地力勝負は分が悪い。
9着 ジャスティンスカイ(2枠、57.0㎏)
五分のスタートから、控えて中団後方の内目を追走。3~4角で中目に持ち出され、直線入って追い出されるが伸びず、0.5秒差で着外。
内外の差はあったが、勝ったシュネルマイスターとほぼ同位置で追走。しかし、上がり3Fで0.5秒差をつけられており、切れ味は見劣った。58.0㎏に増える斤量は大型馬なのであまり影響無さそう。